小泉八雲 作品集 内8冊 平井呈一訳 恒文社

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小泉八雲 作品集 内8冊 平井呈一訳 恒文社 各A5版

 日本瞥見記(上) 1996年2版4刷 ¥3000
 日本瞥見記(下) 1996年2版5刷 ¥3000
 日本雑記・他 1996年2版6刷 ¥3200
 階段・骨董・他 1997年2版6刷 ¥3100
 東の国から・心 1995年2版3刷 ¥3200
 仏の畑の落穂・他 1991年2版3刷 ¥2400
 日本:一つの試論 1996年2版4刷 ¥3000  最終章一部に赤鉛筆線引きあり
 小泉八雲、思い出の記・父八雲を憶う 1994年2版4刷 ¥3200
 
「『日本・一つの試論』 平井呈一訳」)

 「国民の指導者ともあろうものは、おそらく外交にも戦争にも、大いに重要な手腕を発揮するだろうと、人は予想するかもしれないが、そうした手腕も一丸となった国民性というものがなければ、大したものになることはできない。日本の本当の力は、やはり一般国民の、田圃でせっせと働いたり、都会の裏町でつまらないしごとや商売をしたりしているような、そういう辛抱強い、おだやかな人たちの道義性の中にあるのである」

 人類の文化史上、これほど膨大な錯雑した難問題に直面させられた支配者はかつて一人もなかったろう。そしてその難問題のうちで、最も動かすことができない難問題がまだ解決されずに残っているのである。
 日本の成功という成功はすべて~(国民の)おのれを捨てた集中的な行動によってきたのではあるが、日本の産業の将来は、それとはまったく正反対な種類の我利我利な個人の行動にたよらなくてはならないという問題がそれだ。


 「日本が外国産業に土地の購入権を与えたら、そのときは日本が希望を捨てて滅亡する時だ。この信念をわたしはどうしてもしりぞけることができないのである。目先の利益だけを考えて、ともすると、そういう挙に出たがりがちなうぬぼれ・慢心こそは、日本の運命を右か左に決するものだろう」

日本が外国資本に(一段歩)たりとも土地の所有権を与えたら、その時こそは、日本はそれを取り返す望みもなく、生得権を手放すときだ。

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